Step 02 合併・拠点統合の基本構想策定支援
異なる企業文化や慣習を持つオフィスや拠点を統合する際は、働き方や部門の連携を考慮したゾーニングやセキュリティ計画の検討が重要です。またグループとしてのブランディングや働く環境の平等化などの課題もあります。
このように、拠点統合は異なる場所にある機能と人員が移転するためには、複雑な要件を整理しながら全体の構成を固めていく必要があります。
明豊ファシリティワークスは、お客さまにとって重要な経営戦略である拠点統廃合を円滑に推進するために、拠点統合の目的と拠点の実情を理解し、ゴールへのステップをわかりやすく整理します。
【スタッキング図】
ベストパフォーマンスを引き出す為に、どの建物にどの部門をどのように配置することが最適か、シミュレーションを繰り返し行いながら、お客の意思決定を支援します。
Step 03 プロジェクト進捗管理
プロジェクトには多くのステークホルダーが関与し、専門的な知識も必要になります。そのため、ステークホルダーの目的を明確にして、ゴールまでコントロールするプロジェクト・マネジャーが必要となります。
明豊ファシリティワークスは、プロジェクトの初期段階に完了までのシナリオを構築し「誰が、いつ、何をするか」の役割とタスク、スケジュールを可視化します。
【マスタースケジュール】
プロジェクトの全体を俯瞰したスケジュールを作成します。各イベントやお客さまの意思決定のタイミングを考慮した上で、「誰が、いつ、何をするか」の役割とタスクとプロジェクトにおけるクリティカルパスやマイルストンを明確にします。
【タスクリスト】
プロジェクトを進捗していく上で、タスクをリスト化します。プロジェクトメンバー内で共有することで、確認漏れや作業漏れを防止します。
Step 05 発注支援(競争入札・見積査定・交渉等)
発注者は、移転にむけて設計者を選定しビル指定のB工事*や建築内装、二次側電気設備、電話設備、LAN配線、ネットワーク機器、セキュリティ設備、AV設備、新規家具、引越しなどの様々なC工事*、その他原状回復工事などの手配を行う必要があります。複数の工事会社と調整し各社の工事・作業範囲を特定した上で、工事手配をするには、オフィス構築における建築・設備の専門的な知識と経験が必要になります。
明豊ファシリティワークスでは、お客さまのご要望を確認したうえで品質・コスト・スケジュールを最適化した抜け漏れのないB工事とC工事手配に必要な基本計画書と基本設計書を作成します。
調達においては、その基本計画書と基本設計書をもとに、C工事会社に対しては公正な競争環境による入札の実施、B工事会社に対しては、見積依頼、査定・交渉などにより達成すべき品質のコストミニマムでの実現を支援します。
* B工事 入居者が、ビル指定の工事会社に工事依頼しなければならない工事区分
* C工事 入居者が、入居者自身で工事会社を選択できる工事区分
Step 06 工事・引越しのマネジメント
工事の発注先が決定したあと、各工事を予定どおりに進め、引越し後すぐに業務開始する為には、事前の段取りや調整が重要です。
そのためにお客さまの担当者は、部門ごとの業務スケジュールを把握し、各工事会社のスケジュールを調整する必要があります。
また移動する社員数や物量が多い場合、特別な機器がある場合、複数の拠点からの移転がある場合には、引越し計画もより詳細な情報整理が求められます。工事を予定通りに進め、各関係者が安心できる引越し計画を策定する為にも、高い専門性を持ちプロジェクト全体を俯瞰できるオフィス移転のプロに依頼することが安全です。
明豊ファシリティワークスでは、複数拠点の集約移転、実験機器など特殊な機器の移転をともなう移転、数か月に及ぶ大規模移転などの豊富なマネジメントの実績があります。リスクを先読みしたマネジメントで予定通りの引越し完了とスムーズな業務開始を支援します。
引越し計画
各イベントや各種工事の動きを考慮しながらフロア単位での配線工事・什器搬入・引越し作業をデイリーで可視化し、引越し時の段取りやスケジュールを早期に共有します。引越し前の調整事項について各部署の業務を踏まえながら検討を進めます。